万馬券に手が届く
競馬予想において誰もが抱える大きなテーマは本命馬の扱いでしょう。本命を軸にした予想にするか、本命を外し穴馬を狙うのか。本命を軸にした予想にするのなら2着以降の馬を探す事になりますし、本命を外すのであるなら不人気でも勝てる馬というのを論理的に選出する事になります。
競馬情報重賞攻略と言うのは本命馬の扱いをどうするかというギャンブルと言ってもいいのではないでしょうか。
穴党と言われる競馬ファンにしてみれば、レースの中心が大本命馬である時こそ予想が楽しくなります。かつてディープインパクトが出走したレースなどは大きく盛り上がりました。
スターホースに心酔するミーハー競馬ファンも多かった一方で、虎視眈々と穴馬を狙う予想家も気持ちが高ぶっていた事でしょう。なにせ本命馬は数十年に1頭とも言われ、後世の歴史に名を残すと思われている超スターホースです。他のどの馬が勝っても万馬券に手が届くような状況でした。
当時はネット競馬でも大きく盛り上がりました。ディープの出遅れ癖は不安材料の1つでしたし、競馬予想会社であってもさすがに分析には苦労したでしょう。競馬新聞でも実力に疑問を投げかける声もありました。そして実際に迎えた皐月賞では中山競馬場は歓喜の声で溢れ帰りました。もう問答無用というべきか、圧倒的な強さを見せ付けて勝利した伝説の瞬間でありました。